睡眠中の食いしばりをゼロにするのは難しい|食いしばりと上手に付き合う方法

睡眠中の食いしばりをゼロにするのは難しい
食いしばりと上手に付き合う方法

以前のブログで、

食いしばりが睡眠の質に影響することについてお話しました。

今回は、

無意識に起きている食いしばりの習慣と、その整え方についてお話します。

▼前回のブログはこちら

「食いしばりを整えると、眠りは変わる― 眠り美人をつくる夜の整え方 ―」


食いしばりで起こること

無意識に歯を食いしばるクセは
クレンチング症候群」とも呼ばれています
歯をグッと食いしばることで

・歯のすり減り
・エラ張り

・ほうれい線が深くなる
・顔のむくみ・たるみ
・顎の疲れ

だけでなく

・睡眠の質の低下
・疲れが抜けない
・自律神経の乱れ

などにもつながる可能性があります





でも実は…治す治療はほとんどない

食いしばりの対策としては

・マウスピースで歯を守る
・ボトックスで噛む力を弱める
などがありますが

どちらも“守るための対処”が中心です

食いしばりそのものを
根本から止める治療は少ないのが現状です




なぜ食いしばりは起こるのか

食いしばりは、無意識の反応です

ストレスや緊張があると

・交感神経が優位になる
・顎の筋肉が緊張する


ことで起こりやすくなります

さらに睡眠中には
一瞬の覚醒(マイクロアラウザル)
一緒に起こることが多いと言われています。

これは、数秒〜数十秒ほど脳が覚醒する状態で、
自覚のない小さな目覚めです。

この覚醒が増えることで
食いしばりも起こりやすくなると考えられています

また
この覚醒が減ると、食いしばりも減る傾向がある
という報告もあります。


食いしばりケアで大切なのは”きっかけ”に目を向けること

ハリビオでは

食いしばりそのものよりも
“きっかけ”にアプローチすることが大切

と考えています。

つまり

マイクロアラウザル(一瞬の覚醒)を減らすこと

ただしこれは
ご自身の意識だけでコントロールするのは難しい部分です



まずは「気づくこと」から

食いしばりは無意識で起こるため、
自分では気づきにくいクセです

多くの方が

・朝起きたときに顎が疲れている
・歯科で指摘される

ことで、はじめて気づきます

ハリビオではまず
日中の食いしばりのクセに気づくことをお伝えしています

基本は

・唇は閉じる
・歯は少し離れている状態

日中に

・料理中
・パソコン作業中
・スマホを見ているとき

など、ふとしたタイミングでチェックしてみてください

知らないうちに、
グッと歯を噛みしめている瞬間があるはずです

食いしばりはクセなので、
どんな場面で起こるかは人それぞれです

自分がどんなときに食いしばっているのかを知ること
これがとても大切です。

私は、包丁を握っているときに
必要以上に食いしばってしまうため、
その都度、軽く口をゆるめるように意識しています。

このように

✓日中のクセに気づくこと
✓ 意識できるときに少しゆるめること

これが、食いしばりを整える第一歩です

いきなり寝ている間は変えられない

睡眠中は無意識の状態です

意識してできないことは
無意識ではコントロールできません

だからこそ

日中の食いしばりを減らすことがカギになります



HARIBIOの「食いしばり」アプローチ

HARIBIOでは、
「今あるつらさ」と
「食いしばりのきっかけ」  2つにアプローチします

今ある噛む筋肉の緊張をゆるめる
まずは電気鍼を用いて、
無意識に力が入ってしまう顎まわりの筋肉にアプローチします
こわばっていた筋肉の緊張がゆるむことで、
あごの重さやだるさがやわらぎ、
お顔全体の力みもスッと抜けやすくなります。

「一瞬の覚醒(マイクロアラウザル)」が起こりにくい状態へ整える
食いしばりは、
睡眠中に起こる「一瞬の覚醒(マイクロアラウザル)」
のあとに起こりやすくなると言われています

鍼の刺激によって高ぶっている神経のバランスを整え、
脳がリラックスしやすい状態へと導いていきます。

この2つを組み合わせることで

✓今ある食いしばりのつらさをやわらげながら
✓ 食いしばりが起こりにくい状態を目指していきます


食いしばりと上手に付き合うには

食いしばりは無意識の反応のため
完全になくすことは難しいとされています

「完全にゼロ」を目指すのではなく、
ご自身にあった上手な付き合い方を見つけることが大切です

・日中のクセに気づき、意識できる日中にゆるめること
・一瞬の覚醒(マイクロアラウザル)を減らしていくためのケア


この2つをあわせることで、
食いしばりやすい状態から
食いしばりにくい習慣へと少しずつ変わっていきます

習慣になってくると
あごの張りや疲れだけでなく、
お顔の印象や日々の身体の軽さにも変化があらわれてきます

あなただけの食いしばりのクセを知り
やさしく整えていくことで
あごも身体も軽い毎日へとつながっていきます