「秋の夜長に夜更かし……実は『眠れなくて起きているだけ』かも?」

「秋の夜長に夜更かし……実は『眠れなくて起きているだけ』かも?」

暑さが少しずつ落ち着き、夜が長くなってくる秋

「秋の夜長」という言葉があるように、夜の時間が長くなると
読書をしたり、動画を見たり、ゆっくり過ごしたり……つい夜更かしをしたくなることもありますよね

ところが、季節が変わる頃になると

「涼しくなってよく寝れるはずなのに、朝スッキリしない」
「夜中に目が覚めることが増えた」
「なんとなく眠りが浅い気がする」
「夏の疲れが残っている」

そんな変化を感じる方も多いのではないでしょうか?

秋は、睡眠に関わる環境が少しずつ変化する季節です

気温、体温、そして光

今回は、この3つの変化から、秋の睡眠についてみていきます。

秋の睡眠を変える「3つの変化」

① 気温の変化と自律神経

秋になると、昼間はまだ暑さが残っていても、朝晩は少しずつ涼しくなってきます
一日の中で気温差が大きくなると、身体は外の気温に合わせて体温を調節します
暑いときには熱を逃がし、涼しくなると熱を保つ
こうした体温調節には、自律神経が関わっています

季節の変わり目は、身体が新しい気温環境に順応しようと、自律神経も忙しく働く時期
そのため
自律神経が乱れやすくなり、
眠りにくさや、熟睡感にも影響が出やすくなります

「秋が近づくと、なんとなく調子が良くない」
そんな体感には、こうした気温の変化と自律神経の働きも関係しているのです

② 秋の気温変化と「深部体温」のリズム

眠りに入る前、身体では大きな体温変化が起こっています
深部体温と呼ばれる身体の中心の温度は
眠る前に一度高め、その後下がっていくタイミングで眠りに入りやすくなります

そのときに重要なのが、手足などの末梢から身体の熱を逃がす「放熱」です

眠る前には末梢の血管が広がり、身体の中心にある熱を手足から外へ逃がします
すると深部体温が下がり、眠りへ向かいやすくなります。

身体を温める

手足から熱を逃がす

深部体温が下がる

眠りに入りやすくなる
これが、眠りに向かう身体の基本的な流れです

では、秋になるとこの仕組みはどう変わるのでしょうか?
秋になると朝晩の気温が下がり
身体は熱を逃がしすぎないように、手足の血管を収縮させて体温を保とうとします
眠る前には
反対に手足の血管を広げて、身体の中心にある熱を外へ逃がすことが必要です

夏は「外気温が暑すぎて熱を逃がすのが大変」でしたが
秋は「熱を逃がさないように身体が働くので、熱を逃がしにくい」
夏も秋も、眠りに必要な放熱がスムーズに進まない可能性があるのです

夏は、暑くて寝れかったけど
涼しくなって眠りやすくなったと感じる方も多いと思います

でも実際は
秋は、入眠にも悪影響が出やすい季節なのです
「秋の夜長だから、ついつい夜更かししてしまう」
そう思っていたけれど
実は、入眠しにくくなっていて、眠る時間が遅くなっていた
そんな可能性もあるのです

③ 秋の夜長と「光」の変化

秋になると、少しずつ日の入りが早くなり、夜の時間が長くなっていきます
この「光の変化」は、睡眠にとって大切な意味を持っています

私たちの身体には、朝と夜の光を手がかりにして、約24時間のリズムを調整する「体内時計」があります

夜になり周囲が暗くなると
脳では睡眠を支えるホルモン「メラトニン」の分泌が高まっていきます
メラトニンは、セロトニンを材料のひとつとして夜間に合成されます

ここで、秋冬の光環境には、夏とは違う特徴があります

研究では、秋冬になるとメラトニンが分泌されている時間が長くなることが報告されています
一方で、
メラトニンの分泌量は秋冬に少なくなるという研究もあります

その背景のひとつとして
日照時間が短くなることで、セロトニンの産生や日中の光環境が変化し
メラトニンの産生にも影響する可能性が考えられています
このメラトニンの変化は、体内時計や睡眠リズム・秋の睡眠不調へと繋がると考えられます

さらに
「秋の夜長」という言葉の通り、夜の時間が長くなると、自然と夜更かしをしやすくなります
夕食後も部屋の照明をつけ、スマートフォンやテレビを見ながら長く過ごしていると
夜間の光がメラトニンの分泌を抑えたり
眠気が訪れる時間を後ろへずらしたりすると言われています

メラトニン
自然な眠りを誘い、そして抗酸化作用をもつホルモンです
身体の酸化ストレスが高まると、細胞のダメージや疲労との関係も指摘されています
メラトニンの分泌の変化が
入眠や睡眠の質、そして夜の回復にも影響してくるのです

HARIBIOが考える「秋の快眠ケア」

夏の暑さによる疲れ、気温の変化による体温調節、そして日照時間の変化
季節が変わると、身体は新しい環境に合わせて働き続けています
だからこそ
秋には秋の「睡眠を整える」方法があるとHARIBIOは考えています

HARIBIOでは
まず頑張り続けている身体と脳を、休める状態へ切り替えていくことを大切にしています

頭皮への電気鍼で、疲れた脳の緊張をゆるめるケアを
身体の疲れや緊張には、鍼とボディケアを組み合わせて、休みやすい身体へ整えていきます
身体の冷えや巡りが気になる方には、
お灸や鍼を使い、眠る前に身体が自然な放熱へ向かいやすい状態をつくることも大切にしています

こうして、夜に眠りやすいリズムへ整えていく

それは、夜にしっかり回復できる身体を育てることにつながります

夜にしっかり眠れるようになると
身体本来のリズムが整い、夏の疲れからの回復や、夏に受けた肌ダメージのケアにもつながっていきます

秋の夜長を、回復の時間に

秋は、涼しくなり過ごしやすくなる季節

それなのに
「夜中に起きてしまう」
「なんとなく朝だるい」
「眠ったはずなのにスッキリしない」

そんな時は
秋の夜長を、身体と心が回復する時間に

夏の疲れを秋へ持ち越さず、これからの季節を元気に過ごすために
秋の睡眠ケアを始めてみませんか?